8ビートや16ビートなどのドラムのビートを完全マスター!

8ビートと16ビートって何が違うのだろう?

ハイハットのビートでの使い方と叩き方

ハイハットは、8ビートなどのビートにおいて、「チチチチ」と細かくリズムを刻む役割の打楽器として使われます。

ハイハットは、二つのシンバルが上下に重なり合っているシンバル系の打楽器で、シンバルを閉じたり開いたりする事で、音色を変化させる事が可能です。

ハイハットの説明

ハイハットの説明

ハイハットの二枚の上下のシンバルは、上のシンバルがハイハットクラッチという留め具で心棒に固定されていて、ハイハットペダルを踏むことで下に移動して、二枚のシンバルが閉じた状態になります。

ハイハットクラッチとハイハットペダル

ハイハットクラッチハイハットペダル

8ビートや16ビートといったビートを叩く際には、ハイハットペダルを踏んで、クローズハイハットにして叩いている最中に、ハイハットペダルを踏まずにオープンハイハットに切り替えて、細かいリズムの中にアクセントを付けたり、開放感を与えたりします。

ハイハットを叩く際のストローク

ハイハットに限りませんが、ドラムセットの打楽器を叩く際には、バスドラム以外は全てスティックで叩きます。

※ブラシや、ティンパニーマレットなどは除きます。

打楽器をスティックで叩く際には、四種類のストローク(振り下ろし方)を使い分けて叩きます。

フルストロークは、高い位置から振り下ろして叩いた後、再びスティックを高い位置に戻すというストロークです。

ダウンストロークは、高い位置から振り下ろして叩いた後、スティックを低い位置で維持するというストロークです。

タップストロークは、ローポジションで振り下ろして叩いた後、そのままローポジションでスティックの高さを維持するというストロークです。

アップストロークというのは、ローポジションで振り下ろして叩いた後、スティックをハイポジションに移動するというストロークです。

ドラムセットの打楽器は、バスドラム以外は、この4種類のストロークを使い分けて叩くことでアクセントを付けたりします。

ハイハットのアクセントの付け方

8ビートや16ビートでは、必ずという訳ではありませんが、ハイハットの拍の表にアクセントを付ける事が多いので、ダウンストロークとアップストロークを繰り返すように叩く事が多いです。

ダウンストロークとアップストロークを組み合わせると、鞭がしなるような感じでスティックをストロークする事になるので、拍の表にアクセントが付く状態になります。

また、ダウンストロークとアップストロークの組み合わせは、手首や腕の筋肉に負担が少ないので、かなり速いテンポの8ビートや16ビートであっても、ハイハットを正確に綺麗に刻めます。

ですので、ドラムを叩けるようになるには、まず、ダウンストロークとアップストロークの組み合わせたストロークの叩き方を覚えると良いと思います。

ドラムのビートは三点セットによって作られる!

ドラムというと、吹奏楽部などで音楽をやった事がある人であっても、ほとんどなじみがない楽器に感じられるのではないでしょうか?

特に、バンドなどで用いるドラムセットは、叩いたことが無い人も多くいるでしょうし、ドラムの8ビートや16ビートといったビートを叩けるという人は音楽経験者の中でも少数ではないかと思います。

そのため、ドラムを始めてみたいと考えたとしても、独学で出来るか分からなかったり、スクールに通うほどの金銭的余裕が無かったりして、結局、ドラムを始めるのを諦めてしまう人も多くいらっしゃると思います。

ですが、実際には、独学であってもドラムを叩けるようになります。

ドラムで8ビートを叩くというのは、そこまで難しいものではなく、実際には、ドラムセットの三つの打楽器を組み合わせて叩けるようになれば良いだけです。

ですので、ドラムを始めるのであれば、まずは、ドラムセットの三点セットの名称と使い方について覚えましょう。

三点セットはハイハットバスドラム・スネア

ドラムの8ビートや16ビートなどのビートを作るドラムセットの打楽器は以下になります。

ドラムの三点セット

ドラムの三点セット

このハイハットバスドラム・スネアという三つの打楽器の事を「3点セット」と言います。

この三つの打楽器さえあれば、ドラムのビートは全て叩けると言っても良いです。

この三つの打楽器の使い方と叩き方を覚えれば、8ビートや16ビートだけでなく、4ビートやシャッフルビート、ダンスビート、レゲトンビートといった様々なビートパターンを叩けるようになります。

ですので、三点セットの三つの打楽器の叩き方と使い方について、まずは、学習していきましょう。